14.神経痛
神経痛と一口に言っても痛む場所によって3つに区別されています。足腰が痛むものを坐骨神経痛、深呼吸や咳すると脊髄から肋骨に沿って痛むのが肋間神経痛、顔に出るものを三叉神経痛と言います。これら神経痛はなかなか原因がわかりにくく、悩んでいる人も少なくありません。直接の原因と思われているのは、風邪や便秘、さらには湿気や悪天候、冷え、打ち身、古傷などと言われていますが、突きつめて言えば新陳代謝の障害、末梢血行など循環障害の結果なのです。カルシウム不足になるとどういうわけか血管の細胞は収縮して血液の流れが悪くなり、冷えや肩こりそして神経痛が起こり易くなるのです。食事面では、肉類の多食は避け、野菜、海草等も摂ると共に、吸収のよいカルシウムを補うことが大切です。