『すべての不運や、つまらぬ物事に対して、
上機嫌にふるまうことである。
上機嫌の波はあなたの周囲にひろがり、
あらゆる物事を、あなた自身をも、軽やかにするだろう』
アラン 「幸福論」より
嫌なことがあるとすぐに落ち込んだり、怒ったりする人は、
意志が弱く、気分に流されやすい人ですよね。
いいことがあるとハッピーだけど ダメなときは落ち込む 不機嫌になる
対して、いつも上機嫌でいる人は、悩みがないわけでも、
何も考えずにのほほんとしているわけでもなく、
強靭な意志をもって、つねに上機嫌であるように努めているのです。
不機嫌な顔をしている人のそばにいると
こっちも怖いし、ピリピリして 移ってしまうものですよね。
でも、そのときこそ、自分の意志の力が試されるよい機会だと思いましょう
好きな人と一緒にいるときは、誰だって嬉しいし、
上機嫌でいられるものです。
嫌な性格の人の前でも上機嫌でいられたならば、
あなたは相当に強い意志の持ち主であると言えます。
嫌な人のことは、「自分の幸福度をはかる試験台」だと思えばよいのです。
私は犬が大好きです。
上機嫌のお手本ではないかと思うんです。
犬って いくら 私が不機嫌だろうと
怒られたあとでも(ちょっとシュンとしますが)
すぐ、気分を変えて 機嫌が良くなってます
絶対、 長い間 それを引きずったりしていません
仕事を終えて帰宅すれば、何日も会っていなかったかのように
熱狂的に出迎え、
嬉しさのあまりジャンプし、ありったけの愛情を込めて出迎えてくれる。
こっちが疲れて 笑顔じゃくても!
たとえ夜中に起こされても イヤな顔一つしないどころか途端に
上機嫌で、もう起きるの?と勘違いしてこっちを見つめ、
立ってしっぽをふる
が 違うとわかったら、切り替えて寝る
(私なら恐らく不機嫌になっちゃうのに!)
イヌの魂は人間のそれよりも高貴じゃないかと思ってしまいます
上機嫌こそが、幸福の呼び水であり、
愛される人間になるための必要条件ですね
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