午後10時〜午前2時の間は「ゴールデンタイム」と呼ばれます
これは、成長ホルモンが分泌されやすい
時間であるため。
成長ホルモンは、
1日の疲労などによって傷ついた体の細胞を修復する働きがあります。
この時間に寝ていると、からだも元気に回復しやすいですし
お肌にも、とってもいいことがわかっています
(アンチエイジング効果)
また、妊娠に関係する女性ホルモンの分泌にも、
成長ホルモンが大きく関わっています。
最近では、不妊治療において
成長ホルモン剤を使って卵巣を刺激
するケースがあることからも、
成長ホルモンが妊娠に大きな役割を担っていることがわかります
そして、睡眠は自律神経の働きを調節するために
とても大切です。
自律神経は全身の血液の流れや内臓の動き、
精神活動を支える神経
睡眠不足になると自律神経がうまく働かず、
血行が悪くなる、
ホルモンバランスが乱れるなど、
妊娠には好ましくない影響があらわれます。
つまり、適切な時間帯にしっかりと睡眠を取ることで
自律神経が正常に働き、成長ホルモンが適切に分泌されれば、
女性ホルモンのバランスが整い、
排卵や子宮内膜の生成もうまくいくため
結果的に妊娠しやすい体を作ることにつながると考えられます。
デンマークのサウザンデンマーク大学の研究で、
男性が睡眠不足になると、男性ホルモンである
テストステロンが不足し、
精子の質や量を低下させることがわかりました。
睡眠はホルモンの正常な分泌に大きく関わっているため、
睡眠不足になったり、寝る時間が一定でなかったりすると、
男女ともに妊娠しにくい体になる
と考えられます。
夜に眠れない時は、お昼寝もいいのですが
ホルモンバランスに昼寝は影響しないのです。
ホルモンバランスを整えるためには
「夜10時は寝て、朝5時には起きる」(理想)
というリズムが大切なのです。
子沢山だった昔の人は
みんな 早寝 早起きでしたよね
今のようにTVもネットもなかったからかもしれませんが・・
赤ちゃん待ちの第一歩は、早寝早起きから。
仕事の関係でなかなか難しいこともあるとは思いますが、
できるだけ早寝 早起き を実践してください。
相談できる サンヨー堂薬局
薬剤師 舩曳佳代子
枚方市駅すぐ フリーダイヤル0120-34-8925
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